一般社団法人 日本くん蒸気技術協会

事業案内

1. 防除技術の開発(試験受託事業)

当協会は、植物検疫に係る防除技術の開発、改善、防除薬剤その他の資材の調査研究、防除試験の受託等の業務を行っています。防除技術はくん蒸剤を使用した化学的防除法及び温度を利用した蒸熱消毒及び低温処理法が主体で、多くの実績があります。特に、くん蒸剤等の農薬登録に係る作物残留試験において、GLP基準適合試験施設となっています。

2. くん蒸技術の普及と危害防止対策

くん蒸に関する新しい技術の普及及びくん蒸に伴う危害を防止するため、植物検疫くん蒸作業主任者に対する講習会を開催しています。また、作業者の健康管理及び万一中毒した場合の処置を検討するとともに、関係者への情報提供、普及・啓蒙を図っています。

3. 土壌くん蒸安全対策

土壌病害虫消毒に用いられるくん蒸の安全性を確保するため、都道府県関係者、農業生産関係者に対する講習会、農業生産現場における巡回指導、環境調査等を行っています。

4. 植物検疫くん蒸剤安全使用講習会(植物検疫くん蒸作業主任者専門講習再講習)

植物検疫くん蒸作業主任者やくん蒸関係者を対象に行っています。

5. 輸出梱包材等のくん蒸消毒技術関係

くん蒸消毒実施者等の認定のための審査、くん蒸関係者に対する技術講習会の実施、技術開発等を行っています。

6. 農薬散布用マスク

農薬施用時の作業者保護のため、マスクの適正使用の普及定着を図っています。

7. 国際協力

くん蒸技術等に関し、必要に応じ国際協力事業を実施しています。

8. 広報活動

本ホームページの運営、機関誌「日くん協だより」の刊行・配布、並びにくん蒸作業の安全確保及び農薬の安全性等についてのビデオ等の貸し出し等を行っています。
また、くん蒸技術等に関する図書、パンフレットの出版・配布を行っています。