一般社団法人 日本くん蒸気技術協会

土壌くん蒸安全対策

  • ホーム
  • くん蒸等の安全対策
  • 土壌くん蒸安全対策

土壌くん蒸用臭化メチル剤は、2012年末をもって不可欠用途を含め使用ができなくなりました。その有力な代替薬剤としてクロルピクリン剤が挙げられていますが、クロルピクリン剤は劇物であり、その使用に際しては作業者や周辺住民への安全対策が重要です。 このため、当会はクロルピクリン工業会からの委託を受け、かつ国の指導を仰ぎつつ、安全対策推進事業を実施し、農作業現場での安全と農業生産の安定・向上に資することにしています。

クロルピクリン剤の安全対策推進事業

1)都府県との連携

本事業の推進に当たっては、クロルピクリン剤の使用量を勘案し、各都府県の植物防疫担当部課の指導協力を得て重点9県に対し、当会とクロルピクリン工業会が作成した安全使用に関するチラシやパンフレット及び安全講習会のテキストを配布し、安全対策を啓蒙しています。

2)巡回指導員による指導

重点県では植物防疫担当部局の推薦を受け、巡回指導員を委嘱しています。巡回指導員は、当会より支給したガス検知管やパンフレット等を用いて担当地区を巡回し、農家及び販売店に対しクロルピクリン剤の土壌くん蒸作業全般にわたる安全対策について指導を行っています。

3)その他

クロルピクリン工業会 TEL.03-3553-7050